アマチュア無線ってなあに?(財団法人 日本アマチュア無線振興協会配布のハムガイドより抜粋)

 ・世界を結ぶコミュニケーション手段

 インターネット、パソコン通信、ポケベル、携帯電話など、昔に比べ現代は実にたくさんの通信手段があります。
 遠く離れていても、簡単に相手に気持ちを伝えることができ、たくさんの情報をやりとりすることができるのです。
 便利で多彩な今の通信手段ができるずっと前から、離れた人とのコミュニケーションをとるホットな通信手段が
 ありました。
 電話回線が今ほど発達する以前から、世界を軽々と電波で結びコミュニケーションを成立させていたのが
 アマチュア無線なのです。国を越え年齢・性別を超え世界の人と語り合うアマチュア無線は、インターネット
 のルーツといえます。
 そしてアマチュア無線が魅力なのは、日本国内はもちろん、遠く海外とも無料で交信ができる点です。
 (ちょっと電気代がかかります)

 ・電波を利用するコミュニケーションだから免許が必要

 アマチュア無線のこと、アマチュア無線をやっている人のことを「ハム」といいます。ハムを辞書で調べてみると
 「1.豚のもも肉を塩漬けにし薫製にした食品 2.アマチュア無線家のこと 3.大根役者、へぼ役者のこと」と
 あります。
 3の芝居の素人役者という意味合いから素人の無線・・・ハムと呼ばれるようになったようです。
 無線は電波という貴重な資源を利用します。国際的にも国内的にも法律で電波の使い方はきちんと決められ
 ています。電波法には「アマチュア、すなわち金銭上の利益のためでなく、もっぱら個人的な無線技術の興味
 によって行う自己訓練、通信及び技術的研究の業務」となっています。
 アマチュア無線はたくさんの楽しみ方がある魅力的な趣味ですが、誰でもが好きなように遊べるわけでは
 ありません。大切な電波を利用しますから、資格として無線従事者免許証が必要なのです。

 ・社会的貢献度の高さも注目される通信手段

 1995年の阪神淡路大震災の時、あらゆるライフ・ラインが寸断されほとんどの通信手段が途絶えた中、
 アマチュア無線かたちの連絡網が情報伝達や人命の救助に貢献しました。災害、非常時に有線通信が
 使用不能に陥った場合、アマチュア無線は有効な通信網であること、と今あらたに脚光を浴びているのです。
 過去にも多くの災害時にアマチュア無線は活躍しており、ボランティア活動としての存在意義も大きく注目を
 集めています。